poem は裏取りが済んでない、書きかけの記事未満の何かを垂れ流すカテゴリ。
内容は現状のまま無保証で掲載されるし、見解は所属を代表した公式なものではないし、何かを推奨するものではない。
記載の内容を真似したことで起こるいかなる損害についても責任を負わない。
追記: 検討と契約開始は2024年1月時点の記事です。一応追記などしていますが、当初と価格が大きく変わっていることに注意。
ので遊んでみている途中経過。随時更新あり
今回のように、とにかく安く済ませたい、一方的にバックアップを放り込む用途であれば Backblaze B2 と IDrive e2 の間で迷うことになりそう。
IDrive® e2 Hot S3 Compatible Cloud Object Storage
https://www.idrive.com/s3-storage-e2/
まあよくある S3 互換を謳うオブジェクトストレージの一つです。
特に Wasabi とか Backblaze B2 とかと競合する、大容量での単価の低さが輝く感じのやつ。アメリカの東西が主なリージョンな2つとは違って、なんかいろいろあるので気になるね。というところ。
ちなみに おささんの投稿 で初めて存在を知りました。
49.5/12/0.006 = 687.5(GB)
が境界?
支払いには Yearly のみ PayPal が使えました。Monthly ではグレーアウトしたので、クレジットカード情報を入力する必要あり。
ということで、Yearly 1TB (初年 $15) で遊んでいきます。支払いには Yearly のみ PayPal が使えました。Monthly ではグレーアウトしたので、クレジットカード情報を入力する必要あり。
執筆当初と2025年頭で条件変わったので表にするね
条件 | 2024/01 当時 | 2025/02 現在 |
---|---|---|
転送量はストレージ使用量の | 3倍まで | 同じ容量までならヨシ |
超過時は | $0.01/GB を請求することがある | アカウントの制限または凍結もありうる |
ここに関しては、当初 Backblaze B2 と同等だったのが改悪されて Wasabi 並になった。ただしWasabiの最大の欠点である、最低保存期間(短期間で削除したファイルについても作成から90日分の保存料金が必ず課金される仕組み)は採用していないと明言されているのでそこはマシ。
欧米の主要都市とシンガポールの全14箇所にDCがあるっぽいです。使いたいリージョンをアカウントから有効化してやることで初めて各リージョンの S3 endpoint が割り振られるタイプ。
適当にシンガポールとシカゴとロサンゼルスを選んでそれぞれにバケットを生やし、Nextcloud 経由でのファイルアップロードを2GBくらいのフォルダで試したのですが、前2つはタイムアウト起きまくって置けないファイルが続出したので、今のところは安定しているロサンゼルスにしています。まあファイル生えた直後は失敗みたいなアイコン出るけど、割とすぐ再試行走って結果的になんとかなってるので…
現在は高パフォーマンスを謳う Core Locations (Preferred) と、やや性能では劣るものの地理的に有利な低レイテンシ狙いの Edge Locations の2種類のリージョンがあることが明記されており、上で試した3箇所の中ではロサンゼルスだけが Core に該当しますね。
ちなみに自宅から Cyberduck を使った直でのアップロードはロサンゼルスだと平均 6.7MB/s ほどで、Backblaze B2 (US West) で試したら 5.8MB/s ほどだったのでほぼ誤差かややマシ程度です。この点に限っては NTTCom が国内に2リージョンこさえてる Wasabi が強くて羨ましい。 北米に住めってのは無しね
追記: Duplicati で 1GB ずつのファイル放り込み続けたらロスでも 30MB/s 出てるんだけど本当?上のは細切れだったのがよくなかった説あるな
よく考えたら
となってきた。oCISはバケットの中身が人にやさしくないし…
ので、 CasaOS を入れて NAS っぽい WebUI から適当なサービスを Docker で生やしてはリンクを置き、みたいなことを最近はしている。
*.ngs.maud.io
のワイルドカード証明書を発行
0.0.0.0 (Local Only)
に向けた状態で DNS-01 を使うといいぜ*.ngs.maud.io
に常に自鯖IPを返すように)
んで宅内のファイル共有なんですが
をやったらだいたいNASみたいなもんでしょ(適当)という感じで雑をした。あとは IDrive e2 に定期的にバックアップ放り投げたらいいんじゃないですか?
をどうするかを1ヶ月以上放置してたので、急に家が無くなったら危ないところだった。重い腰を上げて、S3互換へのバックアップが取れそうなソリューションをいろいろ調べる。今回は人が読めるかとかそういうのは気にせずただバックアップする方向で。
サーバーで動かす都合、あちこち触るのにWebUIがあったほうがありがたい(気がした)ので Duplicati[1] を採用した。WebUI が要らないなら restic とかでもよさそう。
そしてバックアップ先の選択肢にちゃんと IDrive e2 ある。S3 Compatible でもいいのに、と思いながら設定した。
デフォルトでは AES-256 で暗号化(GPGにも対応)された zip ファイルで、あらかじめ定めたサイズ(デフォルト50MBだけど1GBにした)ごとに分割されてアップロードされるといった感じ。初回以降は増分バックアップらしい。朝方の自分が使ってない時間帯に仕掛けておいた。
とりあえず初回で 95GB ほど突っ込んでみたけど、最後の Verify が遅い…
これで 3-2-1 ルールは最低限守れているな!ヨシ!
まだまだつづくよ
トップページ見るとクラウドベースのWebサービスに見えるかもしれないけど、ただ自分の管理下にある複数マシンのバックアップ状況を横断的に監視できる(各マシンからのPush型)という感じ。バックアップ自体はWebサービスへの登録の必要すらなく、バックアップ元に仕込むクライアント単体で完結する。 ↩︎