裏取りが済んでない記事未満の何かを垂れ流すスペース。
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突然だが、次の動画を見たことはあるだろうか。
一見すると1080pで流れる、なんてこと無い日常の風景だが、次第に人々のファッションや売られている商品、見知ったロゴマークなどが二周りくらい古いものであることに気づくと思う。そう、これは 1992年 の映像なのだ(タイトルで落ちてるけど)。
しかし、1992年といえばまだMDが製品化された年であり、DVDも登場しておらず(1996年)、筆者も生まれていない。一体誰が、何のためにこんな映像を撮影したのだろうか。
この動画や同じ投稿者の720p版について言及して懐かしがるだけのブログは掃いて捨てるほどあるが、結局これが何なのかがまとまっているところを見たことがなかったので残しておく。
誰が、の部分はだいたい解決したが、この映像の出どころを知りたい。
Google先生でがちゃがちゃ検索してたら程なくTwitterの投稿が出てきた。
CS110 055chがショップチャンネルになる前の前の2005年、国内家電連合の無料HDチャンネル、イーピー放送でよく流れてたフィラーみたいな番組「Good-Night TOKYO」
— のりすけ2000公式 T w i t t e r💉 (@nori2000) 2021年9月29日
OPで大崎ソニー村が映ってるので多分ソニー制作。1992年にアナログHDが試験放送してたからその頃のもの。https://t.co/6y8U1rR5e2
当時ソニーが販売していたハイビジョンソフトだったんだね。標準価格60万円。 pic.twitter.com/TxMCMyYFqt
— のりすけ2000公式 T w i t t e r💉 (@nori2000) 2021年9月30日
先月の投稿ってあまりにもタイムリーすぎるだろ。
ともかく、これで
までわかった。ところで当時物のカタログ見たすぎるんだが…
また検索ワードこねこねしながら漁ってたら出てきた。たぶん上のツイートで貼られてる画像も(パンチ穴とかからして)これ。
https://muse.lddb.com/hdvs.pdf
(注意: PDF直リンク)しかし60万…一般に普及してない画質とはいえ、自然や昆虫とか高画質だと嬉しいものならともかく、その当時からしたら当たり前の日常風景を見て嬉しいかは割と謎かも。現代に(無理矢理)当てはめるなら今の東京の日常風景を8Kで撮影したけど買う?みたいな話だしなあ(8Kも既に民生品出てるからこの例えは良くない気がする)。
ところでこの https://muse.lddb.com
自体まあまあこのへんの資料の宝庫っぽくてよい。